OKRでちょっとつまづいてること

こんにちは。 neotag です。
ここまで僕だけでなく他のメンバーも頻繁に取り上げているOKRですが、今期(2010年1〜3月)ちょっとつまづいていることがあります。
そのあたり、記憶が薄れる前にまとめておこうと思います。

前提

弊社では「コーポレートOKR」と称して社内全体で取り組むOKRと「個人OKR」と称して個々人が設定し自主的に実行するOKRを作っています。
コーポレートOKRと個人OKRは完全に別れているわけではなく、コーポレートOKRに紐づく形で設計しています。

コーポレートOKR

Gaji-Labo では下記のようなツリー構造でコーポレートOKRの Objectives を設定しています。
これらは役員二人で検討しながら毎四半期調整を行っています。ただし、頂点の10期 Objective は1年間変えないことにしています。

  • 10期 Objective (2019年07月 – 2020年06月)
    • Biz Objective (営業強化関連)
    • Team Objective (チームのスキル強化)
    • Env Objective (会社環境の整備)

「チームを強化し、ビジネスを大きくする」「ビジネスを大きくし、チームを拡張する」「チーム拡張に対応できるよう環境を整備する」というような循環を目指して Objectives を立てています。

個人OKR

コーポレートOKRは役員が検討して設定していますが、個人OKRはメンバーがそれぞれ四半期の間に何に取り組むかを設定してもらっています。
その際自分の取り組む Objective が Biz, Team, Env のどれを進めるものかは意識してもらっています。

コーポレートOKRのツリーにつなげると下記のようなイメージです。

  • 10期 Objective (2019年07月 – 2020年06月)
    • Biz Objective (営業強化関連)
      • メンバーA Objective
      • メンバーB Objective
    • Team Objective (チームのスキル強化)
      • メンバーC Objective
      • メンバーD Objective
      • メンバーE Objective
    • Env Objective (会社環境の整備)
      • メンバーF Objective

個人OKRのメリット

会社全体で実行するOKRだけだと、メンバーが慣れないうちは主体性を発揮するポイントを作るのがなかなか難しいと考えています。
しかし、自分で決めて自分で取り組む Objective については他のメンバーの動きを考慮しなくて良く、自主性を発揮するのに躊躇がいらないというメリットを感じています。

実際に社内にOKRを導入してみたところ、個人OKRは開始と同時に進み始め少し遅れてコーポレートOKRも進むようになりました。
やはり自分の裁量が明確であればあるほど動きやすいのだと思います。

その結果、メンバー全員の活動量とコミュニケーション量が増大し最近ではOKR外のタスクについても自主性がどんどん増しているように感じます。

コーポレートOKRと個人OKRのジレンマ

この四半期も残り1ヶ月となったところで今期の課題も浮き彫りになってしまいました。
それは、コーポレートOKRの進みが悪いことです。

個人OKRとコーポレートOKR両方進めながら通常業務を行うわけなので単純に手が足りていません。
Objectives と Key Results が組織規模に対して多すぎるというのがあると思いますが、それ以外に OKR の設計に一部問題があったようにも感じています。

本来は個人OKRが進めばコーポレートOKRも進むべき(ツリー構造で下位の Objective は上位の Objective の進捗に貢献してしかるべき)なのですが、OKR設計時にそこのつなぎ込みが甘かったんだと思います。
その結果、個人OKRを進めてもコーポレートOKRの進捗は連動せず、手数がかかる結果になってしまっています。

個人OKRの設定はそれぞれメンバーに任せていますが、その過程で壁打ちしたり相談したりを僕もやってきています。しかしコーポレートOKRとのつなぎ込みという視点が完全に抜け落ちていたなと反省しています。(もちろん全く考えてなかったわけではないですが、甘すぎました。)

また、自主性を発揮して進めている個人OKRですが、ツリー構造からも分かるように頂点の Objective からは距離があります。
上位の Objective の進捗が最重要であるにもかかわらず、個人OKRのみが進んでしまうのは僕の設計ミスでした。

次期OKRで気をつけたいこと

今期のOKRもまだ1ヶ月残っています。メンバー全員がOKRに慣れて取り組み方も洗練されてきたので、ここから軌道修正をし全員でコーポレートOKRに集中できるようなコミュニケーションを取れたらと考えています。

とはいえ、この課題はOKRの日々の運用の問題ではなくOKR設計の問題であると考えています。
来月は4-6月期のOKR設計を行う月なので今のうちに考えるべき点をまとめておこうと思います。

  1. 個人OKRは上位のOKRに連動するものかどうかを見極める
    沢山のKRを実施しなくても個人・コーポレートどちらの Objective も進捗するようなものを設定する
  2. コーポレートOKRも個人OKR同様に主体性を発揮できる仕組みを取り入れる
    裁量を明確にし、どの Key Results を誰が主体性もって進めるのかなど全員の認識が揃っている状況を作る
  3. コーポレートOKRの詳細度をあげて個人OKRとの接点を検討しやすくする
    少し曖昧な部分があるのをより明確にし個人OKRとのつなぎ込みをしやすくする

毎期ごとにみんなのOKR練度が上がっていて日々社内が活発になっていっているのを感じています。
だからこそ、設計が甘い部分などで顕著に減速し問題が見えやすくなっているのだと思います。こうやって毎期ごとにプロセスを磨いていけたらなと感じています。
今期の残りもがんばるぞ。

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投稿者 原田 直貴

受託と事業会社の両方を経験し、沢山の事業を見てみたい気持ちで Gaji-Labo を共同創業。普段は雑用やったりプロジェクトマネジメントやったり、たまにフロントエンドのコードを書いたり。直近は Gaji-Labo をデザイン会社に転換していく課題に挑戦中。期待値コントロールにステ全振り。