開発中に起きるエラーをリモートワークでも最速で解消するためにやっていること


こんにちは、Gaji-Labo フロントエンドエンジニアの鈴木です。

日々の HTML/CSS/React を使ったフロントエンド開発業務の中で、フルリモートワークでもエラーの解消を最速でやるために取り組んでいることについて書いていきます。

同じプロジェクトでも各個人の環境やちょっとした違いで互いに異なるエラーに遭遇する場面があります。自己解決できればそれで良いですが、雲行きが怪しくなってきたらチーム内で解決することもありますよね。
オフィスに出社していた頃だと「ちょっと画面見て/見せて」が早いのでそれが多かったですが、リモートワークでも最速で解消できるようにテキストコミュニケーションの強化を意識しています。

手元の情報の全開示

まず、手元の情報はすべて開示します。
具体的には、ターミナル・ブラウザのコンソールにあるエラーメッセージは全文貼ります。エラーメッセージだけ抜き出すのではなく前後含む全文です。この時に warning が出ていればそれも含みます。
理由としては、エラーメッセージの前後に解決方法やヒントが書かれていることもあります。前後のメッセージが不要かどうかは見る側で判断可能なため、量が多くても全文貼るのがマストだと考えます。

何かした後に起きる場合はその様子を GIF にする

エラーの現象をテキストで説明した場合に齟齬が起きそうなものは GIF で共有します。
画面共有でもよいのですが、GIF であれば手元で何度も確認できるので、あれ?どうだったっけ?ということも起こりにくくなります。
また GIF であれば、非同期で相手の都合のよいタイミングで見てもらうことができます。

エラー解消をテキストコミュニケーションで行うメリット

テキストとしてログに残ることで、解決までの経緯が他メンバーや振り返った時でも分かります。そのためにはターミナルで叩いたコマンドや、試したことなどを残しておくといいと思います。
それによって似たケースに遭遇したときに解決の糸口となるかもしれません。(稼働・進捗状況の可視化に取り組んでいますの記事でそのようなことを書いています)
また非同期で対応できることもメリットです。エラー解消には調べたり試したりと、ある程度まとまった時間が必要になります。エラーログと発生条件を残しておいてもらえれば、今のタスクの区切りがついたら見ます、ということが可能です。そのためにも必要な情報が揃っているよう、エラーメッセージは全文がいいですね。

おわりに

以前にバグレポートがうまくいかなくて戸惑ったことをブログにしましたが、自分の手元で起きている現象を正確に伝えるのは意外と難しかったりします。このようなことを意識して、少しでも早く解決できるよう日々チーム力を鍛えています。

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投稿者 Gaji-Labo Staff

Gaji-Laboの社内デジタル環境でいろいろなお手伝いをしているがじ専務&じら常務。みんなのシリーズ記事をまとめたり、卒業したスタッフの過去記事を記録したり、Twitterをやったりしています。