デスクのそばの本、2021年 6月


こんにちは、Gaji-Labo UIデザイナーの今西です。

私は本が好きです。本を買うこと自体が好きなのようで、本屋さんで実物の本を見て買うのがとても楽しいです。電子書籍は馴染めず、紙で読みたい派でもあります。
本を読むスピードが本を買うスピード&頻度よりも遅いので、いわゆる「積ん読」です。

本は読んだ後にも積みます。収納的な積み(置き)です。読み終わったら手放すことをあまりしないので、本を積み置きます。

お仕事に関連するレファレンスになりそうな本は、デスクに置いて気になること、気にしたいこと(気をつけておきたいこと)はすぐに読んで確かめるようにしています。その他、ぼんやり悩んでいるときに読み返しておさらいし、自戒の意識を持つこともよくあります。

本題。5月末から6月購入した、レファレンスになる、デザインを考えるときにいつでも読めるようにしておきたい本を紹介します。

ヒトの必要な行動心理を見直す

インターフェイスの心理学 第2版

第2版の翻訳本が出たので、買い直しました。
最新の研究や論文の内容が反映されています。

第1版を見ながら変更点を探してみても面白いかもしれません。より具体的で時流に沿った表現になっていたり、文化的な違いについての記述が増えていたりします。その他、例のイメージが新しくなっていたりモノトーンだったページがカラーになっています(あとなんとなく、文字のコントラストが強くなった気がする)。

新しい知見も増えていますが、UIデザインを考える基本的なこととして、常に意識しておきたいことがたくさんあります。

フォームを作る時こういうことが気になってたんだ…

Form Design Patterns

先日の生年月日まわりの記事からアダム・シルヴァーさんのブログを読んだので購入。

フォームのデザインパターンの例をインクルーシブデザインに基づいた実例を紹介しています。フォームは「UX的にもこう作るもんだよね」やDo Don’t 集の記事やはたくさんありますが、そのポイントもしっかり説明されています。

実例はマークアップから掲載されていて、アクセシビリティの点からもとても勉強になりました。デザイナーも画的にUIを作るだけでなく、アクセシビリティやブラウザ動作の仕様的なところ(ブラウザまわりの全ては不可能でも)も理解できているといいなあと思っているのでUIデザイナーにもとてもおすすめです。

見様見真似でキャンペーンの応募フォームのHTMLマークアップを書いていた頃にも読みたかった…!

本も増えれば知見も増える

UIやインターフェイスに関する心理学やUXに関する本を読むのが好きです。おさらい読みもすぐにできるようにしていたいので、デスクのおそばには置いておきたい。

Webのレファレンスや記事でなく、紙の本で置いてあること、まとまって読めることで頭に入りやすいタイプ(アナログ的)なので、ページ内検索でなくページを実際に捲ってしまう。パラッとまとめて読むことで新たに知見、おさらい知見になることも多くあると思っています。

「積ん読」にしておかずに「読み積(よみつみ)」で知見を増やしていきたいですね。

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投稿者 Imanishi Emi

UIデザイングループリード。
制作会社でプロモーションサイトや広告のデザイン制作、受託開発会社にてサービスのUIデザインを経験し、Gaji-Laboに参加。ユーザーが使いやすいインターフェースデザインづくりと、フロントエンドで実現するUIデザインの橋渡しについて考えます。
実際にインターフェースを試したりフィクションの世界のUIにヒントをもらいながら、心地よく使えるデザインを考えるのが好き。