問いかけからアプローチと巻き込む共有


こんにちは、Gaji-Labo UIデザイナーの今西です。

下半期は案件集中の日々で、久々のブログの投稿です。 久々の投稿ですが、2021年の振り返りをしたいと思います。

目的から問いかけ、打ち手を考える

今年のはじめに デザインのゴールはいつでも振り返る という記事を書きました。
ゴールの設定によりデザインをロジカルに組み立てる、戦術的な動きを考える、デザインのプロセスについて書きました。
(ちなみに、記事で言う「振り返る」とはゴールや目標を「見直す」「見返す」に近い意味で使用していて、この記事での「振り返り」は本来の(?)「振り返り(reflection)」です。)
デザインを進めていく中では、常にゴールは振り返る・立ち戻ることで進む方向を見誤らずに先へ進んでいきたい。年頭らしく、そんな気合を入れるつもりの記事でもありました。

ゴールを見直すと「目的は何か?」「何を目指すのか?」を確かめられ、あるべき方向へ進むことができます。
さて、そのゴールに向かって「どうのように進めるのか」。今年はそれを考えることが大事だったなと感じます。 「どのように進めるか」の問いを立て、打ち手を考える。
状況の観察からその場に必要な材料を揃える。手を動かす前に、課題の解決できる攻略法を考える。
デザインやコミュニケーションにおいて、目的・ゴールの確認、アプローチ・攻略の方法を組み立てる。
今年は仕事の忙しさや課題の難解さに悩むことも多かったのですが、基本的な問いかけからアプローチが、地道に進む手がかりになりました。

チームに課題共有する

個人的にこのアプローチとあわせて今年とても助かったことは、社内のメンバーに課題感の共有ができたことです。
困りの共有から相談へ、課題の解決方法を考えるのを1人で背負わずにアプローチ法を考えることができる。ひとりで悩むと困りの蓄積でより袋小路になってしまいそうですが、課題感や最低困りの感触が伝えられるだけでも違うなあと思います。
共有と相談巻き込みができることは、取り組む心理的安全性につながります。
ひと修羅場経て、私自身が困り感の共有がうまくなったような気もします。個人で踏ん張る力も大事ですが、巻き込み力も必要です。ただのチームでなく、巻き込ませてくれる環境があることに感謝しています。

来年に向けて

2021年の Gaji-Labo は、チームメンバーが実行力をつけ、新たな取組みにもどんどん挑戦してきました。 
「どのように進めるか」の問いかけとそのアクションが走るようになって、OKRに向かってのアクションが増えている。
この点は去年から取り組んでいる KPT での「How Might We?」で問いかけから考えることが効いてきたのではないかな、個人的にはと考えています。
取り組み方法の工夫が会社全体での力の底上げになってきている。 問いかけから生まれた成長と言えるかもしれません。課題感を共有できる環境になってきたことは、その恩恵のひとつだと思います。

問いかけと共有は、 Gaji-Labo の基礎コミュニケーションとアプローチとも言えるなと思います。
来年もこの基礎を大事に力を磨いていきたいと思います。

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投稿者 Imanishi Emi

UIデザイングループリード。
制作会社でプロモーションサイトや広告のデザイン制作、受託開発会社にてサービスのUIデザインを経験し、Gaji-Laboに参加。ユーザーが使いやすいインターフェースデザインづくりと、フロントエンドで実現するUIデザインの橋渡しについて考えます。
実際にインターフェースを試したりフィクションの世界のUIにヒントをもらいながら、心地よく使えるデザインを考えるのが好き。