立ち止まらない振り返り


プロジェクトやタスクで忙しいとき立ち止まらずに自分を忙殺しないようにするにはどうしたらいいか、考えてみました。

状況と向き合うマインド

忙殺、どのような文字を使っているか見るとより辛い印象のある言葉です。
この状況と向き合うマインドにはこのようなやり方が良いのではないかと思います。

  1. 自分の感情を深追いしない。感情・感想を出したら、そこに留める。
  2. 現在の状況と事実をとらえる。何をやったか、何をやっているかを整理する。
  3. 事実に対しての「打ち手」を考える。
  4. まわりに状況とともに「打ち手」を共有する。

自分の感情を深追いしない。これが一番難しいことだと思います。
大変な状況をだと辛いことへの感情が強くなりがちです。その気持ちを一旦出したら、その評価をせずに留める。一旦を認めることで、自身の感情を事実と切り離すことがしやすくなります。感情を深追いするとより辛くなるので、自分の気持ちを受け止める、認めることをまず行うと良いと思います。

感情を認めてから、客観的に状況を確認して観察する。感情抜きに事実を捉え直すことで、状況への「打ち手」が考えやすくなります。
そのあとに、まわりへの共有を入れていますが、「打ち手」の相談や壁打ちをしても良いかもしれません。ひとりでも向き合うことは可能ですが、ひとりで背負い込む必要もないと思います。

自分をレビューする

挙げたマインドのフローは、「振り返り」で気をつけることでもあります。
ある事象に対して感情で反応してしまう自己というのがなかなか厄介です。自分の感情は捨てるのはできないので、感じたことは認めた上で次に進む、という取り組み方が良いのではないかなと思います。
デザインでも自分のデザインしたものへの愛着や苦労のドラマを一旦置いて、デザインそのものへのレビューをするのは難しいものです。デザインの場合は自分でレビューするまでに時間を開けて少し距離を置く、という方法があります。
完全な切り捨てはできないですし心理的負担もありそうなので、距離を作る。

効果的な「振り返り」には客観的な視点に距離を置くこと。
これが建設的へ前に進むためにできる「振り返り」になるのではないかと考えています。

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投稿者 Imanishi Emi

UIデザイングループリード。
制作会社でプロモーションサイトや広告のデザイン制作、受託開発会社にてサービスのUIデザインを経験し、Gaji-Laboに参加。ユーザーが使いやすいインターフェースデザインづくりと、フロントエンドで実現するUIデザインの橋渡しについて考えます。
実際にインターフェースを試したりフィクションの世界のUIにヒントをもらいながら、心地よく使えるデザインを考えるのが好き。